2016年5月、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏の顧問と分散型台帳銀行コンソーシアムであるR3CEV、他3社のビットコインやブロックチェーン関連企業が米国ワシントンDCにて全米科学アカデミーを開催した。
主なイベント参加者として名が挙がったのは、R3のティム・グラント、コイン・センター(Coin Center)のジェリー・ブリト、MITスローン・スクール・オブ・マネージメントの教授であるサイモン・ジョンソン、スタンフォード大学アプライド・クリプト・グループ所属のジョセフ・ボニューなど。
R3のティム・グラント氏は「今回のイベントによりアメリカ合衆国大統領のテクノロジー顧問もブロックチェーンや分散型台帳システムの開発に興味を示しています。今後皆様の目に見える姿で、その変化が現れるはずです」と述べた。
他の著名なイベント参加者としてはグーグルの経営執行役会長であるエリック・シュミット氏。それ以外にも20ほどの企業が参加した。
グラント氏はイベントのセッション終了後に開かれたプライベートなランチの際に、イベント関係者が顧問からのブロックチェーンテクノロジーに関する質問に答えたとのこと。
ランチに参加したメンバーはブロックチェーンなど暗号技術の本質や、ブロックチェーンの持つリーマンブラザーズスタイルとは異なる経済的発展の可能性に興味を示している。
グラント氏は続ける。
「これら本イベントの間に交わされた内容は、大統領科学顧問委員会の関心と非常に近いと言えます。そして参加企業は経済とブロックチェーン技術の未来について非常に高い関心を持っています。これはとてもはっきりと感じられました。」
R3がアメリカ合衆国顧問と各ブロックチェーン企業とのブリッジ役となるか。
Leave a Reply