SBIがブロックチェーンコンソーシアム、R3へ

3月14日、米国R3CEVが中心となって活動しているブロックチェーンコンソーシアムへSBIホールディングスが加わることが明らかになった。

インターネットを活動主体としている金融企業のブロックチェーンコンソーシアム参加としては1社目となる。SBIがブロックチェーン技術の導入に本格的に取組むようだ。

R3ブロックチェーンコンソーシアムは世界の40を超える金融機関が参加しており、日本からもみずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友銀行の大手銀行の他、野村ホールディングスも名前を連ねている。

またこの発表の2週間前にもR3はブロックチェーン技術を用いた有価証券の決済をシティバンク、MUFG、みずほなど国内外の40を超える銀行と成功させたと報告している。

 

◇SBIホールディングスのブロックチェーンへの期待

これまでにもSBIホールディングスはブロックチェーン技術への投資に力を入れてきた。

国内で仮想通貨発行、運用プラットフォームを提供するOrbへ出資、米国でブロックチェーン技術を用いた決済システムを開発するRipple Labへ資金提供を行いアジアを市場とするジョイントベンチャーを興すとの話もある。

他にも国内外の仮想通貨取引所の運営企業へ出資するなど、SBIのブロックチェーンへの注力具合が伺える。

なぜなら傘下に証券の取扱や海外送金を事業内容としているSBI証券、SBIレミットの企業を抱えるため、SBIホールディングスのブロックチェーン技術への期待値も高いと言えるからだ。

これからもブロックチェーン技術応用への積極的な姿勢を見せていくと見られる。

 

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