◇Lemuria(レムリア)とは
Lemuria(レムリア)とは東京都港区に拠点を置くバイクリメンツ株式会社 ( Bicrements, Inc.)が運営するビットコイン取引所。2016年3月31日に取引開始。バイクリメンツ株式会社は2015年12月に創業された。
開設後のバイクリメンツ企業概要によると、資本金の額は非公開であるが数100万円とのこと。また株式の保有者は創設メンバー以外ではエンジェル投資家である上野武史氏他数名、TMI総合法律事務所とのこと。
◇Lemuria(レムリア)概要
- 取引所URL:https://lemuria-trade.com
- 取引開始日:2016年3月31日
- 運営会社:バイクリメンツ株式会社(Bicrements, Inc.)
- 運営会社HP:https://lemuria-trade.com/about/
- 代表者:柴田倫宏、山村賢太郎
- 運営会社所在地:東京都港区西麻布3-1-25 金谷ホテルマンション 601
- 取扱仮想通貨:ビットコイン
- 取扱通貨:日本円
- 手数料:https://lemuria-trade.com/fee/
◇各業界でキャリアを積んだメンバーが名を連ねる「レムリア」-6つの特徴-
レムリアの代表取締役であり、創業メンバーの柴田倫宏は個人での取引所開設、運営経験を持つエンジニアである。キャリアはグリーや電通関連企業にてスマートフォンアプリを開発してきた。その後個人にてビットコイン取引所を開設、テスト運用などするし現在に至る。
創業メンバーの1人、山村賢太郎はサミーネットワークやアドウェイズにてキャリアを積んだ後、現在ビットコインやブロックチェーンに関する情報サイト「THE COINTELEGRAPH」の日本語版編集長を務める。
またアドバイザリーボードにはビットコイン、イーサリアムなど仮想通貨を扱う米国の大手取引所Krakenや、ビットコインウォレットを提供するCOINBASEにてビジネス開発やローカライズなどを経験したジェームズ ・マックワイトが加わる。
レムリアの特徴は以下の6つ。
- 土日を含め24時間365日ビットコインの取引へ対応する
- 世界のビットコイン業界で標準となっているセキュリティ技術「BitGo」を、日本国内の取引所としては初めて導入。
- ユーザーインターフェースに配慮した価格チャートの表示。専門のFXトレーダーが多く利用するTrading Viewをレムリアでは導入。そしてフィボナッチ・リトレーメントやMACDといった、FXや株式の取引にて利用されているチャート機能のほとんどへワンクリックにてアクセス可能。
- ビットコインの取引や出金の際に必要な手数料が0円となっている。
- メールアドレスやフェイスブックのアカウントを利用することで、最短登録3分にて登録可能、10分で取引開始ができる。
- 価格変動の激しいビットコイン取引だが、100円の小額から取引可能
セキュリティ面世界標準技術導入、レムリアでのアカウント登録までやビットコイン取引開始までのユーザー作業の軽減、また100円という小額からビットコイン取引可能なことや投機目的での購入者に焦点を当てた内容となっている。
このことからおそらく、高まるビットコインへの注目から新たにビットコイン取引を始めるユーザーを主なターゲットに定めているといえる。
◇レムリアが今後提供予定の多様なサービス
現在はビットコイン取引所としての機能のみだが、発表によると今後様々なサービス展開を予定している。
- Lemuriaデビットカード
レムリアデビットカードとは、レムリアに保管しているビットコインを、国内にて270万店舗近くが加盟しているVISAデビットカード利用可能店舗にて支払いできるカード。2016年7月を目処にサービス開始としている。
- Lemuria Payment
レムリアペイメントとは、レムリア以外の取引所へ保管しているビットコインを統一して支払いに利用できるサービス。2016年夏にサービス開始予定。
その他、FXユーザー向けのサービスやビットコイン決済限定クーポンの提供も視野に入れるなど、ビットコインを投機のみで完結するのではなく、上記サービスと合わせてビットコインを利用する経済圏自体の拡張を視野に入れているとのこと。
大手デビットカードサービスとの提携が示唆されるレムリアデビットカードはビットコインの利用方法拡充、ビットコイン市場の拡大となるか。
またLemuria(レムリア)の由来は定かではないが、クトゥルー神話やニューエイジに影響を与えたフィクションにおいて、ムー大陸のように太平洋に存在したとされる大陸に同名のものがある。
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