【bitFlyer(ビットフライヤー)とは】 -取引所情報詳細-

 

◇bitFlyer(ビットフライヤー)とは

bitFlyer(ビットフライヤー)とは2014年1月に設立された、加納裕三が代表取締役を勤める東京の仮想通貨取引所。過去にリクルート、GMOの投資ファンドから約1億3千万円、また三菱UFJキャピタル、電通デジタル・ホールディングスなどからも5億円を超える資金調達に成功している。国内の仮想通貨関連企業の中でも有数の資金力を持つ企業である。

◇bitFlyer(ビットフライヤー)概要

  • 取引所名称:bitFlyer
  • 取引所URL:https://bitflyer.jp
  • 取引開始日:2014年4月
  • 運営会社:株式会社bitFlyer
  • 運営会社HP:https://bitflyer.jp/Company
  • 代表者:加納裕三
  • 運営会社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂3-5-5 ストロング赤坂ビル8階
  • 取扱仮想通貨:ビットコイン
  • 取扱通貨:日本円
  • 手数料:最新の手数料をチェック
  • 資本金:8億3979万円

 

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◇bitFlyerはビットコイン・ブロックチェーンのプラットフォームを目指す。-サービス一覧-

初期は販売所としての機能が主だったが、2015年7月から取引所も開設した。豊富な資金力を背景にセキュリティにも注力し、国内の取引所内でも早い段階でのマルチシグニチャを導入、またコールドウォレットを採用している。

以下にbitFlyerが提供しているサービスの一覧を示す。

  • ビットコイン販売所

bitFlyerとユーザーがビットコインの売買を行うためのサービス。変化するビットコインの値段に合わせbitFlyerが顧客へビットコインを販売する。そのため取引の際ビットコインの移動はbitFlyerとユーザーの間にて発生する。

  • ビットコイン簡単取引所

bitFlyerがビットコインの購入を希望するユーザーと、ビットコインの売却を希望するユーザー同士をマッチングさせその取引をbitFlyerが仲介するサービス。ビットコインの購入を希望するユーザーとしてはビットコイン販売所と、利用結果は変わらないが、売買されるビットコインをbitFlyerが提供しているか否かによりbitFlyer側のビットコインの準備量に影響するため、手数料に違いが出る。

  • プロ向けビットコイン取引所 -bitFlyer Lightning-

bitFlyer LightningとはbitFlyerが提供するビットコインを用いたFX取引サービス。一般的な日本円とドルの間で行われるFXと比較し、ビットコインはボラリティと呼ばれる価格変動率が10倍と言われており、短期でハイリスク・ハイリターンの取引が可能となるのがビットコインFXの特徴である。bitFlyer Lightningではレバレッジが5倍に設定されており、預入証拠金の5倍となる金額まで取引が可能となっている。

  • ブロックチェーン検索

ブロックチェーン検索ではブロックチェーン監査ツールを利用することで、対象のビットコインアドレスの残高が確認できる。ブロックチェーンに記録されているデータ履歴の透明性を示すサービスであり、調べたい対象のビットコインアドレスと日時を入力することで、対象時刻でのビットコイン残高を確認することが可能。ビットコイン監査ツールにて調べたビットコイン残高をテキストファイルにてダウンロードすることも可能となっている。

  • ブロックチェーン研究所

ブロックチェーン研究所ではbitFlyerが研究・開発を行っているブロックチェーンサービスを確認することができる。現在はブロックチェーン監査ツール、バウンサー、ブロックチェーンライター、ブロックチェーンドキュメントの4つが確認可能。

バウンサーは送金相手の確認を行うことができるサービスである。ビットコインを送金する際に、対象のビットコインアドレスが送金を希望しているアドレスと相違がないかを確認する目的で利用する。実際に行われる作業としては自身のビットコインアドレスから対象のビットコインアドレスへビットコインを送金し、送金が確認でき次第、再び自身のビットコインアドレスへ同額を送金し直すというもの。その際送金の処理を認証するマイナーに対しては手数料が発生する。

ブロックチェーンライターとは、ブロックチェーンの性質を利用し特定のビットコインアドレス宛に改ざん不可能なメッセージを送信するサービスである。対象のビットコインアドレスへ送信されたメッセージはブロックチェーンの性質に則り、削除、改ざんを行うことができず、ブロックチェーンが存在する限り残り続ける。またブロックチェーン参加者の誰からも閲覧することが可能。

ブロックチェーンドキュメントはブロックチェーンライターの、ファイルを扱うバージョンのものである。ブロックチェーン上のビットコインアドレスに特定のファイルを送信することができ、改ざん及び削除ができずにブロックチェーン上に保存される。

  • クラウドファンディング -fundFlyer-

fundFlyerとはbitFlyerが提供するクラウドファンディングサービス。プロジェクトオーナーと呼ばれる参加者がプロジェクトに必要な資金調達のためのサービスで、サポートを希望する支援者は資金を提供することができる。fundFlyerではビットコインにてクラウドファンディングを行うことができる。bitFlyer側で徴収する手数料は0円となっている。

  • ビットコイン寄付

ビットコイン寄付とはbitFlyerが提供するビットコインを用いた寄付サービス。現在は日本赤十字社への寄付をbitFlyerがビットコインにて受け付けている。

  • 法人向けサービス -bitWire SHOPとEcho-

現在bitFlyerでは2種類の法人向けサービスを提供している。
bitWire SHOPでは登録サイト向けにビットコインによる決済サービスがを提供している。クレジットカードを利用した場合よりも低い手数料にて利用可能で、最短では翌日の現金受け取りが可能となる。
Echoは小額のビットコインを対象の複数ユーザーへ送金するためのサービス。新規顧客開拓のためのプレゼントキャンペーンや、登録企業が提供するポイントとの交換のための利用を目的としている。

以上のようにbitFlyerではビットコイン販売所以外にもビットコインやブロックチェーンを利用したサービスの提供、研究開発を行っており、将来的にビットコイン・ブロックチェーンのプラットフォームとなる企業を目指すと公表している。

その他クレディセゾン、DMM.com、GNOメディアなど大手企業との提携、キャンペーン開催も豊富。

◇bitFlyerの創業者は元ゴールドマンサックスのエンジニア

  • 加納 裕三(代表取締役)

1976年生まれ。2001年、東京大学大学院工学系研究科修了。その後ゴールドマン・サックス証券にてエンジニアとして入社。一度BNPパリバ証券を経て、再度ゴールドマン・サックス証券にて、企業の資金調達、マーケットメイク、資産運用に携わる。そして2014年1月に株式会社bitFlyerを共同設立。

  • 小宮山 峰史(取締役 CTO)

1971年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。株式会社コナミ入社、ソニー・コンピュータエンタテインメントにて勤めた後、ゴールドマン・サックス証券に入社、エンジニアとして決済システムに携わる。その後タイムインターメディアにてCTOを経験し数々の企業向けシステムの設計を行った後、加納と2014年1月株式会社bitFlyerを共同設立。

 

 

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