90万ドルを投じビットコイン開発者ファンド新設、MIT

 

予算90万ドルの費用を掛け、ビットコイン開発者ファンドを新設したことをMIT(マサチューセッツ工科大学)が明らかにした。

MITは以前からNPOプロジェクトであり、仮想通貨発行組織「Stellar(ステラー)」主要メンバーにJoyce Kim、伊藤穣一が名を連ねるなど中立的な立場からのブロックチェーン支援に積極的であり、今回のファンド新設もMITの意向に沿う形となった。

ファンドへの出資はLinkedInを創業したリード・ホフマンやBitmain、NASDAQなどが行ったとのこと。

ビットコインを取り巻く議論の中で挙がる課題としてスケーラビリティなどがあるとされるが、今回のファンドは学術的な観点からビットコインやブロックチェーンに関する技術課題のソリューションを探る者をサポートするとのこと。

 

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◇中立な立場からビットコインの発展をサポート

MITメディアラボのDCI(デジタルカレンシーイニシアティブ)代表のブライアン・フォードは語る。

「アイディアを議論し実践するための環境を提供することがアカデミックの意義だ。今回設立されたファンドは開発者に環境を与えるのみで、活動に対し制限はしない。DCIは既存のビットコイン組織とは独立し、アイディアの自由を支援するだけだ。」

DCIはビットコイン・エコシステムの構築をアカデミックにサポートすることを目的の1つとし、伊藤穰一が舵を取りスタートした。様々な投資が進むビットコイン・エコシステムを中立にサポートするとしている。

 

 

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