先日Game Creditsが高騰し、話題を集めた。Game Credits全体での価格も10億円を超えて最高価格を更新した。現在はやや落ち着きを見せている。
今回Game Creditsの価格が上昇した理由としては新たに発表されたスポーツチーム育成ゲームとの業務提携、そして新たにリリースされる8種類のゲームに対する市場の期待が集まったことが推測される。
今回話題となったスポーツチーム育成ゲームの詳細については現段階では公表されていない。
スポーツチーム育成ゲームに関してはリリースまでにそれほど期間を必要としないとのことなので、実際にリリースが行われればまたGame Creditsの価格が上がりそうだ。
またここで触れられたスポーツチーム育成ゲームとはファンタジースポーツとも呼ばれるジャンルのもので、選手の獲得には課金が必要だ。そのため成長過程にある選手を安値で手に入れるなどの楽しみがあり、海外で話題を集めている。
また海外での盛り上がりを象徴する話題として、ディズニーやGoogle、Yahoo!もファンタジースポーツ分野への進出を表明している。
GAMEの取り扱いを行う取引所としてはPOLONIEXやCRYPTOPIA、BITTREXが挙げられる。
◇Game Creditsはどのような仮想通貨なのか
Game Creditsはビットコインやイーサリアムのような仮想通貨であるが、その目的はゲームをプレイするユーザーやゲームの開発者のためのものである。
開発チームからの情報公開は積極的に行われており、週に1度送信されるニュースではその時々の開発状況が説明されている。
Game Creditsの購入を考えている仮想通貨ユーザー、Game Creditsを保有するユーザーには開発状況がオープンであることは開発者側への信頼につながるのでは。
[Game Credits紹介動画]
◇Game Creditsはゲームプラットフォームとなりうるか
Game Creditsでは独自の仮想通貨であるGAMEの発行を行っている。
そしてユーザーはGAMEを保有することで、GAMEに対応しているゲームを利用することができる。
またGame CreditsはGAMEに対応するゲーム提供企業との提携を進めており、現段階ではPeakselやWebelinxが名を挙げている。
Game Creditsのビジョンとしてはオンラインでのゲームユーザーが利用する仮想通貨を用いて、独自通貨GAMEを中心とするゲームプラットフォームを目指しているようだ。
実際のGAME利用の流れとしては、GAME保有者はGAMEに対応しているゲームを選んでプレイすることができる。そして現在プレイしているゲームから他のゲームへ移る際にGAMEの消費が必要となる。
GAMEに対応しているゲームを利用することを目的にGAMEを買うこともできるが、GAME自体の発行量は上限が定まっているためGAMEを利用できるコミュニティが盛り上がりことでGAMEの価格高騰も予測される。
◇Game Creditsユーザーだけでなく、ゲームの開発側へもGAMEへ対応する動機がある
Game Creditsを利用することでサービスの恩恵を受けるのは、ゲームをプレイするユーザーだけではない。
Game Creditsはゲームを提供する開発者サイドへも、GAMEへ対応する理由を用意している。
それがGame Credits APIを利用することでの、GAMEコミュニティへ対応したマネタイズ機能の導入だ。
Game Credits APIを採用することでゲーム開発者は、GAMEプラットフォームで利用できる課金周りの機能実装を省くことができる。
そしてGAMEコミュニティが盛り上がることでGAME自体の価格高騰が起こると予測され、先にGAME導入を決めた会社がその好影響を受けるといったメリットもある。
[Game Credits デベロッパー用説明動画]
高まるオンラインゲーム市場の波を受けて、今後も好調となるか。
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