新たな仮想通貨であるc0ban(コバン)と、c0banに対応した広告サービスであるc0ban広告を今年の秋にもリリースする予定であることを株式会社LastRootsが明らかにした。
「c0ban(コバン)」のイメージモチーフは、日本の江戸時代に利用されていた貨幣である小判に由来している。
「c0ban広告」とは企業が発信する広告動画を閲覧したユーザーが、仮想通貨c0banを受け取れる広告システムとなる。
東京都港区に本社を置く株式会社LastRootsは海外の市場向けに仮想通貨の提供、運営を手掛けており、今回は国内市場に向けての仮想通貨リリースとなる。
株式会社LastRootsの代表取締役CEOは小林慎和。
仮想通貨c0banとともにリリースが予定されているc0ban広告を利用することで企業とユーザーを、c0banを介して直接結びつけることが可能とのこと。
◇c0banが提唱する新たな広告モデル-ユーザーと広告主をダイレクトにつなぐ-
今回のリリース予定発表に合わせてLastRootsからのコメントも発表された。
「従来の広告では広告主(企業)が動画や静止画での広告を提供し、ユーザーへ届くというものです。しかし、広告を目にするユーザーへ直接広告主からの価値が提供されるわけではありませんでした。
そこで、LastRootsではブロックチェーンテクノロジーを生かしたc0ban広告を提案します。
ブロックチェーンテクノロジーの長所が活かされるマイクロペイメントシステムを取り入れたc0ban広告にて、広告主からユーザーへ直接価値の提供が可能となります。
実際の利用方法としてはc0ban広告のプラットフォームとして、c0banのサイトにて広告主の提供する動画広告(c0ban広告)を発信します。
そして同サイトにて登録を行ったユーザーがc0ban広告を閲覧するたびに、広告主の設定したc0banを自動的に得ることができます。
また今後、位置情報システムを利用してc0banが得られるプロモーションサービスを提供する計画です。
企業側としてはユーザーを直接的に囲い込むことが可能です。
またユーザーが実店舗にてc0banを利用した決済を行い、対価にサービス提供を受けることも可能で、その際はc0banが企業側に戻るため広告費の削減につながります。
またc0ban利用企業はユーザー動向のデータベースへアクセスすることも可能です。」
c0ban利用ユーザーとしても広告閲覧にて得られた仮想通貨で決済可能となればc0ban利用メリットとなりそうだ。
今後のc0ban利用可能店舗数やc0banの交換価値がサービス普及の鍵となりそうだ。
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