スマートコントラクトアプリケーションの開発環境がさらに整いつつある。
イーサリアムのグループ企業ConsenSysとMicrosoftが共同で、統合開発環境Microsoft Visual Studioにて新プログラミング言語Solidityを利用しての開発が可能になったと明かした。
Solidityはスマートコントラクト開発向けのプログラミング言語で、イーサリアムのプラットフォーム上にスマートコントラクトアプリケーションをスムーズに実装できる。
今回の発表によるとプライベートブロックチェーンのように利用範囲を社内のみに限定したもの、またコンソーシアムブロックチェーンのように複数の企業内のみなど、範囲を限定したブロックチェーンシステムも構築可能になるとのこと。
◇マイクロソフトへのイーサリアム導入進む
マイクロソフトは以前からビットコインだけでなく、イーサリアムの持つブロックチェーン技術へも関心が高い。
2014年にはいち早くXboxのコンテンツ決済にビットコインを導入、2015年にはConsenSysとスマートコントラクトのための開発環境を提供しているBlockApps Stratoと提携を発表した。
イーサリアムプラットフォームは2015年11月から利用可能になっており、予想市場サービスのAugurなど180近いアプリケーションがリリースされている。
プライベートブロックチェーンやスマートコントラクトの、企業への導入が今後どうなるか注目である。
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