R3に関する新発表が続々とリリース

 

4月に入りR3に関する新たな発表が相次いでいる。

まず1つ目はR3が開発を進める金融機関向けブロックチェーンシステム、「Corda」について情報が明らかになった。

R3は現在世界のメジャー銀行40社以上と「R3コンソーシアム」を設立、ブロックチェーン研究を進めている。日本からも三菱東京UFJ、みずほ、SBIホールディングなどが名を連ねている。

今回R3公式ブログにて明らかになった内容は以下の通り。

  1. システムの目的は利用する企業同士の合意形成とする。ネットワーク参加者が同一のコピーを共有するためのものではない。
  2. 合意形成にシステムを特化しており、法律との親和性を重視している。
  3. 実際に金融機関の契約情報管理が考慮されており、コンセンサスを取るだけのシステムではない。既存のシステムとの連携にも配慮されている。

今回発表されたCordaはジェームズ・カーライルがチーフエンジニアを務め、元ビットコインコアのメンバー、マイク・ハーンも中心となって進めている。

Cordaはコンセンサスを得るという特定の課題解決のために作られ、金融機関システムの全てをリフレッシュするというものではないが、オープンソースにし他の団体へも貢献したいとした。

 

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◇マイクロソフトがR3コンソーシアムと戦略的提携

マイクロソフトは先日米国で行われたMicrosoft Envision 2016カンファンレンスにて、R3コンソーシアムにてマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」が利用されると明かした。

それに合わせ、世界各地にマイクロソフトはR3ラボ専門の担当チームを組織するとした。

発表を行ったペギー・ジョンソンは「R3コンソーシアムの研究は金融機関システムの運営を効率化し、バックオフィスに必要なコストを大きく減少する可能性を秘めている。そしてMicrosoft Azureを利用することで研究と、世界へのブロックチェーン技術導入スピードを加速することができる」と述べた。

金融機関向けブロックチェーンシステムとしてはリップルがすでに大手銀行と提携を進めているとの話題もあるが、R3とマイクロソフトの提携により、さらに競争は激化しそうだ。

 

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