アクセンチュア、ブロックチェーン特化グループ創設他

3月9日、アクセンチュアがブロックチェーン技術への取り組みを目的とする特別グループの結成と、ブロックチェーンを専門に扱うDigital Asset Holdings社との共同開発を行うことを明らかにした。

今回新たにスタートしたのは、世界の各ファクター本部から集められた人材によるグループで、アクセンチュアのブロックチェーン技術に対する姿勢が伺える。グループの目的としてブロックチェーン技術のビジネス面での応用可能性を模索、それに基づくビジネスモデルや社内システムの整備、そしてユーザー満足度の向上としている。

また合わせてアクセンチュアはDigital Asset Holdings社との共同開発を進めるとのこと。Digital Asset Holdingsと共同で金融機関や大規模システムを扱う企業向けのシステム開発を予定している。

Digital Asset Holdingsは以前にアクセンチュアなどから6000万ドルを超える資金獲得に成功しており、ブロックチェーン技術の長所を生かした高セキュリティ、低コスト、高精度の証券会社向けサービスを提供する。JPモルガン・チェース幹部が代表を務める企業として設立時に注目を浴びた。

 

◇アクセンチュアのブロックチェーン事業への可能性

今までブロックチェーン技術のプロジェクトや投資でも何度かアクセンチュアの名前は挙がってきたが、今回の発表で取り組みが本格化してきたとする見方もある。プレミアメンバーとして参加する「Linux Hyperledgerプロジェクト」、フランスで設立した「Blockchain Center of Excellence」、Ripple社との業務提携など今後もアクセンチュアはブロックチェーンの可能性を開拓していきそうだ。

 

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